かたちなきもの〜目には見えないけれど大切なものを探して

「かたちあるもの」の中にある、目には見えないけれど大切な何かを色々な方角から、色々な目線から、思いを巡らせて書き綴るエッセイ風ブログです。

マサカド結界:北斗七星のような珍しい形のバリア

江戸のプロデューサー、天海。

僧侶であり陰陽師でもある彼が計画した

マサカド結界。

前の江戸の町づくりの記事でとりあげた

「将門さんを守護神として作られている結界」

興味深いので、取り上げてみます。


これが、島田さん曰く「マサカド結界

左⚫︎から順に

鎧神社➡️水稲荷神社➡️

筑土(つくど)八幡神社➡️神田明神↙️

将門首塚➡️兜神社↗️鳥越神社

それから❶稲荷鬼王(きおう)神社❷烏森神社


島田さんの著書を参考にお蔦作成。

できる限り忠実に記載しましたが、

厳密ではない略図なのでご了承ください。

イメージとしてご覧ください。


著書によると、

北斗七星の形のバリア+2つの神社(計9つ)

9つ全てが将門と関連のある神社。

❶の「鬼王」とは、

将門さんの幼少期の名前「鬼王丸」が由縁。

天海はこの九つを星になぞらえて、

「九星学」をもとに結界を作ったと

推測するのが妥当だということです。

「九星学」はもともと中国の陰陽道から誕生したものだそうです。


国芳スカイツリーから派生して「九星学」まで

辿り着くとは思いませんでした。笑


マサカド結界。

カッコいいネーミングなので

個人的に気に入ってしまい、

記事タイトルに

使わせて頂きました。


お蔦


参考著書

島田秀平「島田秀平のニッポン開運ライン」

株式会社伊勢出版

発行所 株式会社神宮館,2020年10月31日初版